業者の選び方

イタチを見たら

先に結論。追いかけないこと

イタチを見かけた直後にすることを書きます。

まず、追いかけないでください。

追い回すと、双方にとって危険になります。

そして、捕まえようとしないでください。

許可なく捕獲することも、殺すこともできません。

これは法律上の話で、後ほど詳しく書きます。

そのうえで、見た場所によって次にすることが変わります

庭で見たのか、室内に入ってきたのか、天井裏で音がしているのか。

この3つで、緊急度も手順も違います。

イタチ全体の話はイタチの見分け方と駆除にまとめています。

見た場所で、することが変わる

庭や敷地で見た

まだ家には入られていない段階かもしれません。

この時点でやることは、来る理由を減らすことです。

大阪府は、イタチの主食をネズミ・鳥類・昆虫などの動物食としています。

東大阪市は雑食性とし、ネズミや小鳥の卵・ヒナ、カエル、昆虫類を好むとしています。

生ごみやペットフードを屋外に出したままにしないでください。

あわせて、家に入れる隙間がないかを見ておいてください。

室内に入ってきた

追い詰めないでください。

窓や戸を開けて、出ていける経路を作るのが先です。

そのうえで、人が部屋から離れてください。

捕まえようとしたり、追い回したりしないでください。

天井裏で音がしている

この場合は、すでに住み着いている可能性があります。

見かけただけの話ではなく、点検と封鎖の話になります。

ただし、天井裏の点検口を勢いよく開けて確認するのは避けてください。

確認の仕方と順番によっては、かえって状況を悪くすることがあります。

音から候補を絞る手順は屋根裏で音がするにまとめています。

やってはいけないこと

許可なく捕獲することも、殺すこともできません。

ここは断定して書きます。

大阪府、北九州市、東大阪市は、いずれも捕獲には市町村長等の許可が必要だと案内しています。

申請先は市区町村または都道府県の担当課で、被害状況の説明が求められます。

許可なく鳥獣を捕獲した場合、鳥獣保護管理法違反として罰則を受ける可能性があります。

わなを使う場合も、事前の申請が要ります。

栃木市では、捕獲開始の10日前までに捕獲許可申請書の提出が必要です。

わなは1日1回以上の見回りが義務づけられています。

対象以外の動物がかかった場合は、直ちに放獣することとされています。

もうひとつ、順番の話があります。

中にいる状態で出入口を塞ぐと、閉じ込めることになります。

天井裏で死んでしまえば、悪臭と汚染はかえって深刻になります。

出ていったことを確認してから塞いでください。

そのイタチは何を狙って来ているのか

理由が分かると、対策が決まります。

先ほど書いたとおり、大阪府はイタチの主食を動物食としています。

東大阪市は、ネズミや小鳥の卵・ヒナを好むとしています。

注目していただきたいのは、ネズミが餌になっている点です。

家にネズミがいることが、イタチを呼ぶ理由になっている場合があります。

天井裏で軽い足音もしている、かじられた跡がある。

そうした心当たりがあれば、ネズミの見分け方と駆除もあわせてご覧ください。

イタチだけを追い出しても、餌が残っていれば戻る理由が残ります。

本当にイタチだったのか

見間違いも珍しくありません。

国立環境研究所によると、ニホンイタチのオスは頭胴長27〜37センチ、体重290〜650グラムです。

メスは頭胴長16〜25センチ、体重115〜175グラムで、オスより大幅に小さくなります。

一方、国立環境研究所はホンドテンを頭胴長45センチ、体重1.1〜1.5キロとしています。

国立環境研究所も、ホンドテンはニホンイタチのオスより体長・体重ともに明確に大きいとしています。

一回り大きいと感じたなら、テンの可能性があります。

臭いも手がかりになります。

イタチは肛門腺から強い臭気を出します。

時間帯については、自治体によって記述が割れています。

南あわじ市と北九州市は夜行性としています。

一方で東大阪市は、1年中活動し、都市部では昼夜とも活動すると案内しています。

昼に見たからイタチではない、とは言えません。

似た動物をまとめて整理した記事はイタチに似た動物にあります。

入られていないかを確かめる

姿を見たなら、その周辺に入口がある可能性があります。

大阪府は、イタチが3センチメートル四方の穴から出入りできると案内しています。

大阪市住吉区は、3センチメートル(500円玉大)の隙間から侵入すると説明しています。

大東市は3センチ程度の隙間に侵入するとし、3センチ未満の網目の資材を推奨しています。

東大阪市は、既存の穴や隙間を巣に使い、屋根裏や床下に住み着くとしています。

3センチ程度の隙間がないかを見てください。

すでに住み着いている場合、痕跡が出ます。

大阪府と堺市は、グラスウール断熱材をほぐして営巣し、子育てすることがあると案内しています。

堺市は、こうしたケースが増えていると説明しています。

時期にも注意が要ります。

堺市はイタチの出産期を4月頃から8月頃とし、年1回5〜6頭としています。

南あわじ市は、出産期を3月から5月頃としています。

出典によって時期が食い違いますが、いずれにしても春から夏は子育てに使われている可能性があります。

この時期に中にいる状態で塞ぐと、子を閉じ込めることになります。

自治体に相談できること

捕獲許可の申請先は、市区町村または都道府県の担当課です。

捕獲器を貸し出している自治体もあります。

ただし、注意していただきたい点があります。

捕獲と、そのあとの工事は別です。

板橋区のハクビシン・アライグマ捕獲駆除事業では、侵入路の封鎖、ふん尿の撤去、消毒が対象外です。

町田市のアライグマ・ハクビシン防除事業でも、消毒と侵入口の封鎖は自己負担です。

いずれもイタチやテンを対象とした制度ではありません。

条件の付き方の例として見てください。

捕獲だけ済ませて封鎖をしないと、また入られます。

制度の有無と条件は市区町村ごとに異なり、年度で変わることもあります。

このサイトでは、確認できた自治体の運用だけを、自治体名つきで掲載しています。

お住まいの自治体に何があるかは、自治体の制度から確認してください。

賃貸にお住まいの場合、費用の負担は管理会社または貸主との取り決めによります。

先に動くと精算できない場合があるので、作業を頼む前に連絡してください。

業者に頼むかどうか

見ただけの段階であれば、まだ頼む必要はない場合が多いです。

まずは餌を減らして、隙間を確認してください。

一方で、すでに住み着いている場合は話が変わります。

天井裏の封鎖と清掃・消毒は、足場と姿勢の問題が出てきます。

金額を左右するのは、主に封鎖する箇所の数と、その場所へ届くかどうかです。

このサイトでは、費用の相場を一つの金額で示すことはしていません。

現地を見ないと決まらないものを、見ずに書くことになるからです。

何が金額を動かすのかは費用の考え方にまとめました。

見積書のどこを見るかはいい業者の見つけ方にあります。

金額は現場を見ないと出ません。まず、頼む前に確かめることを知っておいてください。

依頼する前に確認すること 現地を見ずに総額を出す業者は避ける。確認する点を6つにまとめています。

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出典

本ページは、上記各機関が公表している情報を株式会社ワールドリンクが要約・編集して作成したものです。 原文は各出典をご確認ください。 最終更新 2026-09-22。 制度や費用は変わることがあるため、依頼前に必ず各機関・業者へご確認ください。

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